ハンドメイド販売において売れっこ作家さんのデザインの傾向を真似しても上手くいきません。
ハンドメイド販売をしていると、売れるために試行錯誤を重ねて迷走してしまうことはありませんか?
シンプルなデザインで売れている作家さんを参考にしてみたり個性的なデザインで売れている作家さんを参考にしてみたり。
作品数を増やしてみたり、減らしてみたり。上手くいっている作家さんによってやっていることも言っていることも違ったりでどうすれば。。
なぜ売れている作家さんの真似をしても自分は上手くいかないのか、それは真似する部分が違うからです。
- 色々な売れっ子作家さんを参考にしている
- 売れっ子作家さんの真似をしているのに上手くいかない
- 自分のデザインでは売れない
目次
売れているハンドメイド作家を真似しても上手くいかない理由
なぜ売れている作家さんのデザインを参考にしても自分は上手くいかないのか、それはそのデザインだから売れているということではないからです。
逆に言えばあなたの生み出したデザインもそのデザインだから売れないわけでもないのです。
売れている作家さんは集客に成功しています。だから作品を多くの人が見ているのです。100人見てくれてそのうち一人が買ってくれるかどうか。という世界なのでまずは多くの人に見てもらわなければならないのです。
そして100人中5人が買ってくれる作品もあれば200人で1人買ってくれる作品があったり、同じ作家さんでも売れるものにムラがあります。
はたから見れば色々な作品が売れているように見える作家さんでも売れる頻度は作品によって違います。
なので作品のデザインの部分だけを参考にしても自分のページを見ている人が10人だと売れるデザインでも買うに至る人がいないのです。
逆にあなたのデザインした作品ページを100人の方が見に来れば1つ売れるかも。
といことは真似するべきはデザインではなく集客力のほうなのです。
売れているハンドメイド作家は何を売っても売れる
売れやすいもの売れにくいものの差はありますが、認知の広い作家さんは何を出しても売れます。
認知イコールファンが多いのでその分応援が多いのです。また、新規のお客さんだと無難でベーシックなデザインが選ばれがちでも、リピートのお客さんやファンの方だと作家さんの個性的なデザインでも興味を持って買ってくれます。そこにはこの人の仕上がりなら、この人のデザインならという信頼がすでにあるからです。
信頼が厚くなるとプレゼントにも選ばれやすくさらに売り上げはアップします。こう言った好条件が膨らんで売れっ子になっていくので売れている人のデザインの部分だけを参考にしてもあまり意味がないのです。
そういう私もシンプルが良いのかも、とか他にはない個性的なデザインが良いのかもなど迷走したことは何度もあります。
シンプルだろうが、個性はだろうが認知が広いひとは売れています。
売れているハンドメイド作家はなぜ認知が広いのか
売れている作家さんがなぜ認知が広いのか考えられる理由は幾つかあります。
- SNSに強い
- 作品数が多い
- ヒット作品がある
- 対面販売をたくさんしている
- 需要の高い作品から売り出した
- 有料広告を出している
などです。
SNSに強い
SNSの使い方が上手いというのは言わずもがなですが、SNSに強ければかなりプロモーションは成功していますね。
作品数が多い
SNSが苦手な人は作品数で責めるしかないかもしれません。作品数が多ければそれだけ自分へのアクセス窓口が多くなります。1ページ1ビューでも100作品あれば100ビューになります。
ヒット作品がある
代表的なヒット作品が1点あればその作品が検索にかかりやすくなり多くのお客さんを連れてきてくれます。
対面販売をたくさんしている
ネット販売と違いイベントなどでの対面販売は作家が顔を出して直接接客できる機会となるので作品を信頼してもらいやすいです。
しかもお店の販売員と違って作品を作った本人なのでファンになってもらいやすくネットページやSNSの紹介もすればフォローにつながりやすいです。
需要の高い作品から販売
作品数が少なくても売れやすいものをいち早く見つけて販売した作家さんは軌道にのるのが早いです。例えばもうすでに溢れていますが、コロナ禍がはじまったころからマスクの販売を始めた作家さんは他の作品よりもマスクが売れ筋という方もいます。こうやって時流に上手く乗るのも1つの方法だと思います。
有料広告を出す
認知を早く広げるならSNSの広告を出したり、creemaなら有料広告のPR機能というのもあります。比較的売れやすい作品をPRしてお客さんを自分のページへ誘導するという方法もありですね。
理由はさまざまだけど真似できるかどうか
真似したくなるような作家さんたちがどのようなきっかけで売れっ子になったかは人それぞれだと思います。
どれか1つの要素なのか、いくつか組み合わさった結果なのかまたは別のきっかけなのかわかりませんが、はっきりしているのはデザインを真似るよりも集客方法を参考にしたほうが効果的だということです。
それでも真似できれば良いですが、YouTubeの毎日投稿だったり、定時の生配信だったりと自分にとってハードルが高い場合は不得意を無理に頑張るより自分にあった集客方法を模索するほうが楽かもしれません。
やはり売れっこって見えないところでたくさん行動して努力しているってことですね。そこ参考にしたいと思います。
作って置いておくだけでは売れっこへの道は遠いですね。