ハンドメイド販売サイトで販売を始めて1年半、ようやく初心者を抜けて軌道に乗ってきたと言える星子です。
1年前と今と何が違うのかどうして軌道に乗るようになったのか、血のにじむ努力をしたのか突如才能が芽生え始めたのか、何か戦略を打ったのかハンドメイド販売をネットで始めなかなか売れるようにならないという方なら1番気になる部分ではないでしょうか。
全然売れなかった1年前と今との違いを記していきたいと思います。
目次
作品数を増やした
1年前はまだ販売を始めて数ヶ月で作品数がまだまだ10作品くらいだったかと思います。
作品が少ないと検索ワードなどにも引っかかるチャンスも少なく、よほど目立った作品ではない限り注目されるチャンスが少ないでしょう。
あなたがもし際立つセンスの才能者ではなく努力型の人なら真面目にこつこつと作品数を増やして色々なテーマやキーワードで見つけてもらえるようにするのがおすすめです。
今は私も70作品くらいになりました。
ときどきすごく面白い作風や際立つ個性で数少ない出品数でも売れっ子な作家さんもいらっしゃいますが、私自身はそういった個性的なセンスで勝負できるタイプではないと分かっていますので、実用的なものをたくさん用意するという方向でやっています。
画像の撮り方を変えた
これは今でも課題ですが作品がおしゃれに素敵に見えるアングルや小物、背景などを
初期のころより変えました。
初期のころは作品がアップで良く分かるようにとしか考えておらず、「素敵」な画像では全然ありませんでした。今は作品に造花を添えてみたり加工してみたり作品が「素敵」に見えることに重きを置いています。
ですがわざわざ1眼レフカメラで撮ってみても色が随分変わってしまったりズームでは撮れなかったりと苦戦したのでそれは諦めてiphoneで撮っています。
最近は特集にもピックアップしてもらえているので画像の見栄えのオーケーラインにはいると思いますが、レビューでは画像より実物の方が良いという意見をよくいただくので、きちんと講習なり受けてもっと撮影のクオリティーを上げる必要はありそうです。
ということは、すんばらしい撮影技術などある方が良いけれどなくてもそこそこでも大丈夫なわけです。
よく見えるより素敵に見えるの方が重要です。
1枚目は素敵な演出をしてみましょう。
そもそも新作はすぐに売れない
新作って運営さんからすごく求められています。
桜の季節の1ヶ月くらい前にはメールで桜モチーフの作品を募集します!
や何かイベントの前には特集を組む為にそれに関連した作品募集があったり。
お客さんが飽きたりがっかりしない為にも新作ってとても重要なのですが、実際新作を出してもほとんど見てもらえません(がーん)。
ワード検索もページビューもまっさらな新作は誰の目にも止まるチャンスがないのです。
運良く「今週の新作」や募集キーワードの特集に乗せてもらえれば瞬く間に日の目を見ることになるのですが、これはなかなかの激戦です。
この新作が検索に掛かりにくい現象が巷で言う「出品したけど売れない」や「ミンネ売れない」、「クリーマ売れない」現象かなと自分では分析しています。
検索をかけたとき、もともとお気に入りの多い人気作品や売れている古い作品が圧倒的に上へ上がってきます。わざわざ新作順と並び替えをしないかぎり新作の発見は難しいです。
なので最初から売れるというのはそもそも難しいのです。
新作が特集に載ればラッキーですね。
特集掲載も新作より旧作が選ばれた
実際私も特集に掲載された際は同じキーワードの作品でも新作ではなく1年くらい前の旧作が掲載されました。
運営さんも検索をかけて作品を探すと思われますので実績のない新作よりもそこそこお気に入りがついている旧作のほうが見つけやすいのだと思われます。
そして特集掲載されればさらにお気に入りがたくさんついて検索で見つけられやすくなりその中から買ってくださる人が現れます。
こんな感じで全然売れなくてデザインがダメなのかと思っていた作品は1年後から売れだすということが結構あります。
人気作品でも新作から売れるまで1ヶ月くらいはかかりました。
なので「売れない」のではなく売れるまでタイムラグがあるのです。
ちなみに去年出した新作の夏作品ですが今年初めて売れましたw
タイムラグがあって当たり前だと思えば「売れない」とそんなにがっかりする必要もないのです。
インパクトがあったり人気になるような作品は早めに売れますが基本は1年先と思っても良いくらいです。
最初はネット販売は売れないと思ってしまうもの
イベントなどで対面だと売れるのにサイトだと売れないから止めましたというのをよく聞きます。
これはイベントでは簡単に売れるのにサイトだとなかなか売れないと感じてしまうのだと思います。
上記のタイムラグに気がつかないうちは、最初は意気揚々と出品するもなかなか売れず、その内サイトは特定の恵まれた人達のみで回っているように見えてしまいます。
恵まれているように見える人たちは販売歴が長いと思われます。
出品数も多く販売歴も長いので最初のころの誰にも見られていない閑散期をとっくに過ぎた人達なのです。
よく見ると売れっ子の作家さんでも新作は売れていなかったり、PVも少なかったりしますよ。
新作がぱっと売れるのはインスタグラムなどを頑張っていてファンやフォロワーさんがたくさんいる作家さんです。
そういう作家さんは新作をアップする日時をSNSでファンに告知してから出品したりしています。
イベントでは売れるという方はSNSのフォロワーさんにいついつ何時にアップしますと告知してから新作出品も良いと思います。
作品の上手さは関係ない
もしあなたが「あなたは上手だからすぐに売れるわよ〜」と言われたとしても関係ありません。
上記で述べたように売れっ子だろうが先生だろうが師範だろうが新作はなかなか検索に上がってこず目立ちにくいのです。
例外があるとすれば「今週の新作」に載ったり運営さんの目に止まって特集にピックアップされた場合です。
ピックアップされれば一躍注目されますが新作100選だとどの辺に載るかでも随分注目度が変わります。
10番目と80番目では全然違います。
そして例え運よく載せてもらえたとしても1週間ほどのことなのでこれで突如販売の軌道に乗るというほどの効果はありません。
ピックアップされたほうが良いに決まっているけど期待するほどの効果というわけではないのです。
なので先生でも師範でも売れっ子でも、もともと多くのファンがいないかぎりそしてそれを告知しないかぎり最初は地道に作品を増やしつつ時たまピックアップに選ばれつつ1年以上は続けて徐々にサイト内で存在を大きくしていくしかないのです。
ちなみに上手さは関係ありませんが下手や雑は何年がんばってもダメかと思います。
まとめ(1年後の変化)
・作品を増やす
・画像は美しくお洒落に
・SNSでファン作り
・絶対売れる!
[参考記事]実際BASEってどうなの?使ってみた感想。