ハンドメイド販売を始めてみたものの売るって意外と大変ですよね。置いてるだけで勝手に売れてくれたらどんなに楽か。
今回は置いてるだけで勝手に売れるハンドメイド品の特徴をあげていきます。
それはズバリ、
- 検索しやすいもの
- 急ぎで欲しいもの
- 冠婚葬祭関連
ハンドメイド品って作っても売るのが大変だということに気がつく方も多いと思います。
売れている作家さんはそれなりに相応の努力をしている方が多いです。
SNSを頑張ったりイベント販売をがんばったり広告を出したりと常に売るための行動が必要です。
とくに自分らしい作品であればあるほど自分という個性を宣伝しなくてはなりません。
でもみんながみんなそういう露出する作家像に憧れるわけではないと思います。
今回は勝手に置いていても売れるハンドメイド品の特徴をあげてみました。
・仕事が忙しく、ハンドメイド一筋にはできない。
・SNSが苦手なので毎日投稿やライブ配信なんてできない
・できればネットショップに作品をおきっぱなしにしたい
目次
勝手に売れるハンドメイド品特徴①検索しやすい
売れている作家さんはSNSからの流入で販売している方も多いですが、SNSをそんなにがんばれない方は、検索から自分の作品を見つけてもらう必要があります。
そうすると、あなたが有名な作家でないかぎり作家名や作品名で検索してもらえることはまずありません。
数あるハンドメイド作品の中から自分の作品を検索で見つけてもらおうと思うと、よく検索されるワードにかかりやすい作品にしなければ見つけてもらうことができません。
作品が素晴らしくても特徴を言葉で表すのが難しいものや検索されにくい作品だと検索から見つけてもらうのは難しくなります。
では検索されやすいワードとはどんなものか。
冠婚葬祭やライフイベントです。結婚式、成人式、七五三、卒入学式などです。
他にもあると思いますが、これらのライフイベントではこれらの検索ワードを使って作品を探している方が多いです。
なのでこれといった季節感もなく、これといった言葉で表すほどの特徴のない作品にくらべると、明確なイベントのために作品を探している人の検索にかかりやすくなります。
なんとなく可愛いものは検索するのが難しいのでプロモーションがしっかり必要ですが、いつなんのために使うものかはっきりしている作品は検索ワードをはっきりさせておけばそれを探している人の検索の手がかりとなり届きやすくなります。
ネット販売の場合、とくにminneやcreemaなどのハンドメイド販売サイトの場合、なんとなく眺めるよりも何か目的を持って探す方が多いと思われます。
ハンドメイド好きな自分に置き換えても目的もなくただなんとなくフラフラとサイト内を見ることはありません。
見たい作品は検索します。
[過去記事]
勝手に売れるハンドメイド品特徴②急ぎで欲しいもの
私はライフイベントの中でも結婚式を扱っていますが、人生最大と言ってよいほどのイベントなのにとても急いでいるお客様が半分くらいを占めます。
じっくり余裕を持って検討してオーダーしてくれる方ももちろんいますが、半分はもしかしたら急いでいるところを間に合うから購入してくれているのかもしれません。
半分くらいのお客様は◯日までに間に合いますか？
という問い合わせがきたり、お急ぎ便を利用する方です。
いくつかの候補のなかでも必要なイベント日に間に合うことも１つのポイントかもしれません。
ハンドメイド品の場合、オーダーで日にちがかかったりするものが多いのですぐに発送できるように在庫を持っておくか早めのオーダーに応えられると選ばれやすいかもしれません。
勝手に売れるハンドメイド品特徴③冠婚葬祭
卒入学式、は春に販売が集中しそれ以外は売れないという状況になりますが、冠婚葬祭は実は季節があまり関係なく一年中作品が売れます。 結婚式自体は多少オフシーズンはあるかもしれませんが、多くの人が前撮りをしますので前撮りでも使うものならオフシーズンでも需要があります。
そう言う意味では七五三や成人式も季節がありそうで撮影は一年中やっていますので、一年中需要があります。
そしてお悔やみのお花や贈り物なども一年中需要があるうえに急に必要なことも多いので、在庫を備えておくと選ばれやすいでしょう。
これらのライフイベントに関わる作品で早めに発送できる作品は一年中需要が絶えませんのではっきりした目的に合わせた検索ワードをページ内にしっかり入れておけば一年中放っておいても売れてくれます。
ライフイベント系のハンドメイド品のデメリット
しかし、こういったライフイベントに関わるハンドメイド品の販売にはデメリットもあります。
- イベント販売では売れにくい
- リピートされにくい
- 個性を出しにくい
リピートされにくい
残念ながら経験上結婚式用に購入していただいた作品をきっかけに別の機会にまた購入してもらったというのはほとんどありません。
結婚式用のお花やアクセサリーを購入したお店でまた購入するかと言われたら自分に置き換えてもあまりしませんよね。
イベントが終われば需要も終わってしまいます。
ハンドメイドイベントでは売れない
イベントではなんとなくイベントを楽しみに来ているかたが多く、なんとなく可愛いものがあったら買うというノリで購入するかたが多いので目的のはっきりしている結婚式用やお悔やみ用の作品は見向きもされません。
個性を出しにくい
ライフイベントに特化した作品にすると、その雰囲気を重視して作りますので自分らしさは出せますが、思い切り自由な個性までは出しにくいです。
とくにブライダルは私の経験上カラフルなものは売れませんので、ブライダルカラーばかり作っているとつまらなく感じる方もいるかもしれません。
置いておくだけで勝手に売れるけれど注意点も
私の経験上ですが、ブライダル用のページを宣伝もせず、SNSの更新もせず、ハンドメイドサイトに掲載し続けているだけの状態で月に数個売れたら良いほうです。
作品の種類がもっと多ければもう少し売れているかもしれませんが。
なのでこれだけで生活はもちろんできません。
なのでこの放置販売はあくまでも他に本業がある忙しい方向けです。やはりもっと売るなら宣伝やSNSや頻回な新作の発表は必要です。
それでも、なんの売る努力もせず月に数個勝手に売れる商品があるのはすごくありがたいことです。
ハンドメイド販売って当然売れ続けるには売り続ける努力が必要なので時々疲れてしまうことがあります。
そんなときにちょっと休憩できるように勝手に売れる作品を撒いておくのも一つです。
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たくさんクラスがあるのですが、ハンドメイドだと「クラフト」というところから探せばたくさん探せます。
現役の売れっ子ハンドメイド作家さんのクラスもたくさんありますよ。
少しづつスキルアップすれば自分の目指したいものや自分らしさの方向性も見えやすくなってきますね。
