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[ハンドメイド]委託販売のメリット・デメリット 委託販売はやった方が良いか?

ハンドメイド品を実店舗で販売しているハンドメイドショップに委託して販売する、「委託販売」。
多くのハンドメイド作家がやっているけど実際どうなの?

委託販売にもメリットとデメリットがあるので、実際に体験してみて良かった部分悪かった部分をご紹介します。

目次

委託販売の特徴

委託販売店の多くが多くの作家さんと契約して作品を並べるセレクトショップです。
中には、カフェとの併設ショップや、美容室などの併設ショップというところもありますね。


委託販売はリアル店舗ならではの特徴で販売できるのが委託販売です。

販売員がいる

委託販売は販売員さんがいるので、お客様の相談にのったりアドバイスしたりという接客をしてもらえるのが最大の特徴です。

ただ色々な作家さんの作品を置いているので作った本人ほど商品を語るのは無理だと思いますが、ショップ店員さんとしての客観的な接客はしてもらえます。

どの程度接客しているのかはお店によるでしょう。

実物が見て購入してもらえる

リアル店舗なので当然商品を実際に手にとってみてもらうことができます。

その際、商品を1点1点袋に入れた状態で販売しているか袋から出た状態で販売しているかでも売れ行きは変わりそうです。

汚れや日焼けが気になるとOPP袋に入れた状態で陳列したくなりますが、お客さんとしてはやはり袋がないほうが見やすく購入検討もしやすいです。

迷ったら両方準備して置いてみても良いかもしれませんね。

最近は販売方法が多角的

委託販売といえばリアルショップですが、最近のショップさんはネットショップも運営していたり、インスタグラムのライブ配信での販売をしてくれたり、インスタグラムから直接購入できたり、更にはイベント出店で販売してくれるところもあります。

ライブ配信やイベント販売はお客さんも盛り上がっていることが多く、購入につながりやすい販売法だと思うので、販売方法が多いお店だとありがたいですね。

費用がかかる

委託販売は基本的に費用がかかるところがほとんどです。

費用はお店によって様々ですが「月極の場所代」「売れた時の販売手数料10~40%」が多いです。

あとはお店によって月極料だけのところもあれば、手数料だけのところがあったりもします。

都市部のデパートや大型のショッピングセンターなどの委託販売は場所代+手数料40%などかかる費用も大きいですが、人の流れも大きいです。

立地が良いと費用がかかるのは仕方がないですね。それでもハンドメイドイベントの出店に比べれば低く抑えられているかなと思います。

ちなみに地方で個人のお店だと1区画30~40cm四方で2〜3000円、販売手数料は20〜30%のところが多い印象です。

そこから契約期間や区画の大きさによって割引をしてくれるところもあります。

 他にも、遠方だと商品の発送料金や返送料金、利用代金や売り上げ代金の振込手数料なども都度かかってきますので、これらもけっして小さくない出費となります。

委託販売先の注意点

立地や営業時間

色々なお店がありますので委託が売れるか売れないかというよりも、そのお店で大丈夫かを判断する必要があります。

すごく素敵なお店に見えてもアクセスの分かりにくい場所だったり、駐車場事情が悪かったり、土日お休みで日実3日ほどの数時間しか開いていないお店だったり。本当に色々です。

中には「今日は急ですがお休みになります」
と、店主の事情で当日閉店なんていう場合もあります。

デパートだとさすがによほどのことがない限りこんなことは起きないので価格との折り合いをどこでつけるかになってくると思います。

近いところだと実際に見に行ってチェックすることもできますが、遠方だと自分で地図や周りの環境などを調べる必要があります。

実際私がお願いしているところは、立地は良さそうなのですが、営業時間が毎日3〜4時間くらいしかないことに後から気がつきました。

週末こそ開いていますが、平日の営業時間も日によって違ったりしたので、せめて営業時間くらいは毎日同じところのほうがお客さんも利用しやすい店ではないかと思います。

よほどお店のファンでない限り、日々変わる町のハンドメイドショップの営業時間なんて覚えていませんよね。
開いてなかったらショックだからべつの店にしようとなるかもしれません。

お店の雰囲気などはネットで事前に見ると思いますが、立地や営業時間も事前にしっかりチェックしておくのがおすすめです。

細かなルール

委託販売先にはお店によってルールがあったりします。

○ヶ月売れなかったら商品が自動的に返送されるお店や、袋にはできれば入れないでほしいというお店であったり。

細かなルールが多いと作家側も損な場合があるので規約やルールはしっかり読み込むのがおすすめです。

委託販売のデメリット

売れなくても費用がかかる

当たり前ですが、売れるかもしれないし売れないかもしれなくてもそれなりの費用がかかるところです。
費用は委託先で大きく変わるので条件とかかる費用の折り合いを考える必要があります。

地方の個人店ならそこまで大きな費用にはならないので、立地や人の量などをしっかりリサーチしてできるだけ多くのお客さんに見てもらいたいですね。

委託で売れやすい商品が分かったら少しずつ大きなお店の出店にチャレンジしても良いですね。

後は災害や万引きなどで商品がダメになってもどうしようもないというところです。
こればかりは運ですね。

ディスプレイ用の台紙などが必要

これについては、私が実際に慌てた部分ですが、ネットだけで販売していると、ディスプレイしている期間というのがないので、商品によっては必ずしも台紙やタグが必要というわけではありません。

ネットの場合売れたらすぐ梱包なので梱包用のシールや薄紙、ケースなどは用意していましたが、台紙やショップカードは用意していませんでした。

とりあえず間に合わなかったので梱包に使っていた無地の台紙を適度な大きさに切って、シールを貼ったりしながら手作りしましたが、やはりちょっと垢抜けない印象になってしまいました。

他の多くの作家さんはお洒落なデザインの台紙を作品に合わせて何種類か用意していたり、ショップカードも一緒にディスプレイできれば、リピートやネット販売のほうにもつながったりします。

実際、イベント出店などでもそのときお買い上げにつながらなくてもショップカードだけ渡して、後からネットのほうで購入いただいたこともあるのでショッップカードの存在は結構重要です。

台紙やショップカードやシールなどは自分で作れるかたもいるだろうし、お洒落な人にデザインしてもらいたい場合などはココナラ

でいろいろなデザイナーさんを探したりできます。

印刷までしてくれて、個人でも頼みやすい価格帯の方もたくさんいます。

ココナラの検索で「アクセサリー台紙」と検索するだけでもけっこうたくさん出てきます。
できればお洒落で作ったアクセサリーなどが映える台紙が欲しいところですよね。

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委託販売のメリット

やはり接客も梱包もお金のやり取りも全てやってもらえるところです。

なんならインスタでの画像アップもしてもらえますし、ストーリーで動画を上げてもらえることも。

遠方の場合はディスプレイもお願いできるので、ディスプレイや梱包が苦手な方は助かりますね。
お店によってはアクセサリーの金具の交換をしてくれるところもあります。

わたしはネット販売よりも先に委託販売が売れたので、委託で売れる作品を探りつつ続けたらネット販売より楽なんじゃないかと思っています。

まとめ

委託販売はネット販売に比べ費用もかかるし最初は躊躇してしまいますが、素敵なお店を探すことができればおしゃれなディスプレイをしてもらえたり、お店の雰囲気のおかげで素敵な商品に見えたりとメリットもあります。

ただ、自分にとって良いお店じゃないと自分の作品もハマらないので、しかっりお店のリサーチをして、お店の雰囲気、ルール、店主の人柄などここに任せたい!と思えるお店に任せないと納得ができないと思います。

納得できるお店が増えれば、ネット以外の販路も増えるので、販路を増やしたいときは委託販売はおすすめです。

ABOUT ME
星子
アラフォーで主婦で二人の娘のママをしています。 趣味はネット、ブログ、ハンドメイドと完全インドア派。 本業はずっとビューティー系。 いまは初心者ですがブログに夢中でプロブロガーを目指していたりもします。