ハンドメイド販売初心者が販売するためにまず準備すること

ハンドメイド作品をネット上で販売してみたい、ハンドメイド作家になりたいなと思ったらまず何からやれば良いか、私がなにをやったかをネット販売に限定して順を追ってご紹介していきます。

サンプル作り(作品作り)

まずネット販売の場合、魅力的な画像を撮るためのサンプル作りが必要です。
オーダー制作ならサンプルのみで大丈夫ですが即納するなら在庫分を作っておく必要があります。

作品撮影

作品ページの顔にもなる作品撮影は作品を売るために最も重要な要素の１つです。実際に手にとってもらわず、接客もなく画像のみで作品の購入を決めてもらわなくてはなりませんので魅力ある作品画像を作り上げる必要があります。
ここはぜひ妥協せず色々な角度からたくさん撮影して作品のアピールをしましょう。

梱包準備

作品が売れた場合どのような梱包をするのか考えておく必要があります。それによって大きさや重さなどが分かり配送方法を決めることができます。

私の場合は作品を巻くプチプチを大きなロールで購入しましたが最初のうちは起動に乗るまでは100均でも手軽に用意できます。たくさん売れるようになれば100均だと割高になってくるので大きなロールを購入するのがお得です。

私がいまだに100均で用意しているのはPP袋です。丁度良い大きさが他で見つからなかったのですがダイソーにベストサイズのPP袋があるからです。

作品が封筒などで遅れるのか箱を用意するのか、どの程度素敵な演出をするかも考えておいたほうが良いです。

私の場合はPP袋、マスキングテープ、作品を乗せる台紙、A4封筒と普通サイズの封筒を用意しました。
とりあえずは急ぐ必要はありませんがロゴマークを考えてもらってシールを作ったり、封筒に印刷したりするとやる気もアップします。

ロゴマークをデザインしてくれるプロに任せると素敵なロゴマークができます。
色んな技術を持った人達が登録しているココナラでデザインのプロを探すのもおすすめです。

私はロゴを作ってもらって台紙や封筒に印刷して作ってもらっています。
今は業者に頼んでも100枚などの小ロットでも注文できますので自分でプリンターで印刷するよりインク代などを考えたらお得です。

おしゃれな台紙は作品の見栄えを良くしてくれます。

販売サイトを準備

とりあえず販売へのハードルが低いのが無料で登録できる

minne Creema

です。
まず初めは１つのサイトを登録して運営を始めて慣れてきたらサイトを増やしてもの良いと思いますし、１つのサイトでも忙しければ１つで十分だと思います。

ミンネかクリーマかはそれぞれに特徴がありますが全くの初心者の場合や作品が可愛い系、ほっこり系ならミンネがおすすめです。

ミンネはアクセス数が見れたり、配送にヤマトのネコポスが使えたり、初心者向けの勉強用動画を出してくれてくれていたりと初心者にとって使い易いサイトです。

送料を決める

送料を決めるのは私にとってはちょっと厄介でした。

同封するものによって梱包が変わると送料が変わってしまったり、するので不備のないように設定しておかなければなりません。

送料無料の設定もできます。

安く抑えることを優先するのか面倒だから送料無料にしてしまうのか、追跡や補償のついた安全性を優先するのかをあらかじめ考えておく必要があります。

作品説明欄

作品説明欄は非常に重要です。
接客ができないネット販売において作品の詳しい説明を担うのが作品説明欄となりますので、簡単に済まさず詳しく説明しましょう。
ポイントはよく読まない人もいますので注意事項や本当に大事な文言は最初の方に入れたり記号を使ったりしてスルーされないようにしましょう。
もし読まれなくても大きな問題にならないような細かい内容は文章の中盤や後半に持って行きましょう。
大まかには材質、サイズ、こだわりなどが内容になるかと思いますが、例えば何かを選んでもらわなければ作れないとかサイズやカラーを指定してもらわなければ進まないような場合はさいしょの方にその旨を伝えた方が良いです。

作品登録

作品の価格を決めたらあとは登録するのみです。
作品はたくさん登録するのがおすすめですがもし10作品用意していてもいっぺんに登録しないほうが良いです。
新作の検索を閲覧者がみたときいっぺんに10作品が並んでしまうとそのときその時間に見てくれた人にしかあなたの存在は届かずすぐにどんどん積もってくる新作達に埋もれてしまうからです。おそらく朝、晩など時間帯を変えたり１日づつ日にちをずらせばそのときにみている閲覧者も変わりますのでより多くの人に自分の作品の存在がとどきます。１発出しはその瞬間に見ているひとだけで終わります。