ハンドメイド品をサイトで検索から見つけてもらうにはどうしたらよいか。
サイトで作品を販売し始めたもののなかなか見てももらえないということはありませんか?見てももらえなければ買ってもらうところに辿りつくこともできません。販売し始めということはほとんどのお客様が新規の方です。始めての方にまず自分の作品に気づいてもらうには検索してもらって探し出してもらわなくてはいけません。ということは検索してもらえる作品にすれば多くの人に見てもらえるチャンスに繋がります。
目次
この記事はこんなハンドメイド作家さんむけ
- ハンドメイド品をネットで販売し始めたばかりでなかなか見てもらえない
- SNSも開いたばかりでまだファンが少ない
- イベントでは売れるのに販売サイトだと売れない
初心者でも売れやすいのは検索される作品
minneやcreemaなどのハンドメイド販売サイトで作品を探すお客さんは目的を持って作品を探している人が一定数います。そういう方達は検索をして作品をさがします。目的がなく、なんとなく見始めたとしてもだんだん欲しい形が定まってくれば検索をかけるでしょう。
そうなるとお客さんが検索をかけるであろうワードに作品が沿っていないとなかなか見つけてもらうチャンスがありません。逆にいえば作った作品に検索をかけてもらえそうなワードをタイトルや説明に組み込めば検索で見つけてもらいやすいのです。
検索されやすいキーワード①冠婚葬祭などライフイベント系
冠婚葬祭はめちゃくちゃ検索されやすいです。ブライダルはもちろんのこと、お供え系も穴場です。
わたしのminnneのページの検索ワードも半分以上がブライダル系です。他にも成人式や七五三、卒入学式などのライフイベントはみんなに訪れることだけれど一生にそう何度もあることではないのでオリジナリティーにこだわる方が多いです。そこでライフイベントで使ってもらうための作品があれば探して検索して見つけてもらえやすいです。
できれば和装、洋装など、どういう場面でつかうのがオススメなのかなど完結にタイトルに組み込めればなおさら検索されやすいです。
検索されやすいキーワード②ギフト
プレゼントもハンドメイドでは選ばれやすいジャンルです。
ギフトといえばいくらくらいと予算があらかじめ決まっていることがよくありませんか?特に友達と共同で贈る場合もよくあることだと思うので、ギフトに選びやすい価格帯を用意するのも選ばれやすいコツです。
3,000円、4,000円、5,000円のものがあったらギフトに選びやすいですよね。
そしてもちろん作品タイトルに「ギフト」「プレゼント」に向いている作品であることをしっかり書いておくと、誕生日プレゼントや母の日ギフトなどを探している人にヒットしやすくなります。
できれば何のギフトに向いているのかまで絞ったほうが探している人には刺さります。
検索されやすいキーワード③季節のイベント品
年間イベントに向けた作品や季節のモチーフなども人気のワードがたくさんあります。
私の体験例でいくと春なら桜、ミモザ、夏ならひまわり、秋ならハロウィン、など特定のモチーフやお花の種類で検索されることが多いです。作品によってもっとたくさんの種類のワードがあるはずです。
ミンネならアクセス解析のところで自分のページへどんな検索ワードで来ているのか見ることができます。
特に季節のモチーフは特集もよく組まれますので運が良ければ特集ん掲載されますのでそうすれば多くの人が見てくれます。
逆に検索されにくい作品とは 失敗例
表現が曖昧になってしまう作品や、普段使い用で特にこれといったオススメの場面がない場合、流行りの素材も技法もカラーもない場合は顕著にPVが低いです。
例えば「元気が出るイエローフラワーの耳飾り」これのどこが失敗か分かりますか?
わざわざイエローフラワーと検索する人がそんなに多くいないのです。この場合、せめて色のところを「レモンイエロー」と特定の色にしてみたりフラワーとざっくりした部分を「ミモザ」「ビオラ」など特定の花にした方がずっと検索されるようになります。
それができない場合はどういう場面で使ってもらいたいかはっきり明示しても良いです。「お呼ばれ」とか「春」など自分が探す側になった時にどんな言葉を入れて検索するか考えると分かります。
ぼやっとした表現よりもできるだけ何なのかはっきりしたほうが検索してもらえるのです。花ではなくなんの花なのか、可愛い鳥とするよりもツバメなのかウグイスなのかインコなのか、絞れば絞るほど検索にかかりやすいです。
ペンギンモチーフが好きな人が「鳥」とは検索しないであろうということです。
タイトルも説明もおしゃれすぎる作家さんの謎
ときどきタイトルもローマ字だったり抽象的で幻想的な雰囲気で説明文も少ないのにものすごく売れっこの作家さんを見かけますが、どうしてこの分かりにくい芸術的な雰囲気で売れているのか不思議でした。
ですがこういう作家さんはすでにどこかの界隈で有名な方だったりします。ツイッターなのか、インスタグラムなのかネット上ではなくリアルで活動が活発なのか、すでに集客が済んでいる方なのです。
そういう方がファンに告知する形でminneやcreemaで販売をしていれば、そこでは検索ワードなど気にせず販売できるわけです。その方は自分のお客さんに販売している場がハンドメイド販売サイトなだけなのです。なのでうっかりそういう売れっこを見かけてこの方が良いのかな?とカッコ良く真似してもちょっと事情が違うので参考になりません。
よく検索されるキーワードのヒント
creemaの場合
creemaにはPCブラウザのトップページに注目のワードというのが表示されます。
このワードは明らかに良く検索されているワードということなので作品作りの参考になる上に作品タイトルに入れるべきワードです。
そしてもう1箇所参考にするべきはキーワードタグです。キーワードタグはcreemaで作品を登録するときに選ぶことができるタグです。
これは明らかによく検索されるワードを集めたものであることが推測できますので絶対に設定したほうが良いのですが、できれば一番特徴的な部分は作品名にも入れたほうが検索結果には出やすいです。
あとは特集掲載されるワードは常に人気のワードです。
minneの場合
minneの場合はアクセス解析のページで自分の作品ページへどんなキーワードで検索されて来ているかが分りますので、良く検索されているワードは作品名に入れ込むべきです。
例えば私の場合、似ているようですが「ブライダル」より「白無垢」という言葉のほうが検索されています。それだとブライダルも良いのですが白無垢という言葉のほうが刺さる方が増えるのです。
気をつけるべきはお客さんと自分では使う検索ワードが似ているけれど違う場合もありますので一般のお客さんだとどう入力するかも考えたほうが良いです。
例えば「ブライダル」と入れるほうが一般的なのか「ウェディング」と入れる方のほうが多いのかを考えていれるのは重要です。
「仏花」といれるのか「お供え花」といれるのかなど。
検索されやすいワード例まとめ
- 冠婚葬祭やライフイベント関連ワード(ブライダル、お供え、七五三、成人式など)
- 季節のイベント、色、季節、花の名前、動物の名前など(春、ミントグリーン、クリスマス、桜、猫など)
- 「◯◯のギフト」などの具体的なギフト(母の日ギフト、出産祝い、入学祝いなど)
- 特集で組まれるワード(毎日各サイトのトップページで組まれている)
具体的であればあるほど、場面を想像しやすく探しているお客さんには刺さりやすいです。