ハンドメイド販売

ハンドメイド販売は趣味が良い?仕事が良い?

ハンドメイド販売を仕事として本業でやっている人と趣味でやっている人と大きく2パターンいると思います。

私は前者、趣味ではなく仕事としてやっています。

ハンドメイド販売は趣味でやるのか仕事にするのかどちらが良いか考えてみました。

 

 

目次

私の場合

私の場合は仕事でネイルサロンをやっているという大前提があります。

なので作品販売は趣味ではなく仕事ですが、それ1本というわけではなく仕事の副産物的な感じなのです。

ですが仕事としてやっているので100%自分の好きな作品作りに膨大な時間を費やしたり、材料に高価なものを使ったりということはしません。

利益がきちんと出るように考えますし、できるだけ無駄がないよう効率を図ります。

 

プライドが邪魔をするプロの道

私自身ハンドメイド販売自体は半年程でまだまだ初心者ですがネイルの道で言えば15年。

自分でもプロであると自負しています。

この大した実績もないけれど経験だけは長い厄介なプロの前に立ちはだかるのはプライドです。

ネイルでずっとやってきて自分が良いという方法でやっていると作品を安売りしたくないという気持ちがあります。

自分は最近目覚めたセルフネイラーとは違うんだという訳の分からない職人オヤジみたいな自信があるのです。

本当は趣味のセルフネイラーさんでも技術があって売れっ子の方もたくさん存在することも分かっているんです。

ハンドメイドは経験より作品の人気だということも分かっています。

ですが変なプライドの為、売れなくても値段を安くすることがどうしてもできません。

そして遊びではなく仕事だと思うと100%自分が作りたいものよりも売れそうなものを意識して作っています。

これはやはり利益を出さなければという気持ちがあるからです。

もちろん作りたくないものは作りませんが。

作業効率も重視します。

製作に時間がかかりすぎるものも作りません。

凝りすぎると値段が上がるため売れにくくなるからです。

売れたら嬉しいといのもありますがそれ以上に「やっと売れた・・」という安堵感が勝ちます。

もう完全にビジネス目線ですね。

ネイル自体は好きなことなので楽しいのですが、仕事であるため利益を出すことが第一条件になってしまうのです。

今は製作よりも販売することを楽しんでいるような感じです。

 

趣味のハンドメイド

趣味作品を売ったことはありませんが、本業とは別に趣味作品を売ることも目指しています。

何が違うかというと販売利益を上げることが1番の目的ではなく、自分の作りたいものを仕上げることが1番の目標になります。

自分が時間と手間を費やして仕上げた作品がたまった頃に、買いたいと言ってくださった方がいればお譲りするというスタンス。

めっちゃ憧れます。

これぞゆとりのサロネーゼ。

ビジネスではないので売れそうなものをつくるのではなく作りたいものを作る。ここに手作りの楽しさが詰まっているような気がします。

作品販売はいわば作品展的なスタンスでやっていきます。

ですがこれは本業があるから楽しめることなのだと思います。

収入源がないと売れないと困るわけですからハンドメイド販売を収入源にしてしまうと、作品作りに対する目線が「作りたいもの」より「需要があるもの」に変わってしまいます。

旦那様の収入で充分、普段は会社員をやっているとか、別にしっかりした収入源があれば趣味のハンドメイド販売はすごく楽しいと思います。

 

 

ハンドメイドが本業だった場合

職業にしよう!と意気込むとやはりきちんと学ばなければなりませんし、経験値も必要。資格やディプロマなんかもあったほうが良いかもと考えてしまいます。

ジャンルにもよりますが実際に売れっ子作家さんは元々本業でやっていたという方や専門学校を出ているという方も多いです。

ハンドメイド指南サイトなんかではハンドメイド販売で食べていくならしっかり弟子入りするかスクールに通うなど毎日そこに関わりましょうという職人気質な意見もあります。

私も自分のジャンルならその方が良いと思いますしそれがプロの道だと思っていました。

ですがそこに費やした費用と時間が多ければ多いほど飽きたからと簡単に辞めることはできないです。

本業になるとしっかり利益を出さなくてはならないので時間の無駄もコストの無駄も許しがたくなってきます。

そして偉い先生に習った分だけ業界の常識を破ったりタブーに踏み込みづらくなったりします。

いろいろな呪縛に取り巻かれてしまいます。

ですが方法はいろいろ、最初から意気込んでしまうと辞められないと思ってしまいますが、まずは気になることの基本技術を学んで基本技術でできることからスタートしても良いと思います。

ジャンルによってはスクールなど行かず独学で成功している方もたくさんいますしね。

 

 

ハンドメイドに楽しさを求めたら趣味で良い?

これは個人的な主観ですが、本当に楽しさを求めるなら趣味で販売する方が良いと思います。

私自信仕事でやっているネイルチップで初めてハンドメイド販売の楽しさを知ったわけですが、やはり売れない時期があるともんもんとしてしまいますし、あまり効果のないイベントには出したくないとも思ってしまいます。無駄が発生するのが嫌なのです。商売なら当たり前です。

今はさらに自由な発想で自由に自分の好きなものを作りたいという気持ちが出てきました。

仕事とは違うハンドメイドがしたいのです。

偉い先生に習って気を使うのも嫌なのです。大きな協会の常識を気にするのも嫌なのです。

というわけでいろいろな呪縛に取り巻かれない自由で楽しい趣味のハンドメイドを模索中の星子です。

 

記事 ハンドメイドを始めるなら何が良い?ハンドメイドの種類とメリットデメリット

 

 

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ABOUT ME
星子
アラフォーで主婦で二人の娘のママをしています。 趣味はネット、ブログ、ハンドメイドと完全インドア派。 本業はずっとビューティー系。 いまは初心者ですがブログに夢中でプロブロガーを目指していたりもします。