今回はハンドメイド作家の売り上げアップ法です。売れているハンドメイド作家の特徴の1つとしてファンがたくさんいるというのがあります。minneやcreemaなどのハンドメイド販売サイトに登録して販売を始めてもすぐに売れて順調というのは難しかったりします。そうすると元々ファンのいる作家さんは販売に強く、ネット販売を始めてもすぐに売れたり、リピートしてくれる顧客がついたりと販売が順調に進みます。販売が安定するためにもファンの存在はハンドメイド作家にとって重要な存在となります。
目次
この記事はこんなハンドメイド作家さんむけ
- ハンドメイド販売しているけれど販売サイトでたまに売れるだけでは物足りない
- ハンドメイドの公表は販売サイトのみ
- SNSはやっているけど作品画像をのせているのみ
- リピートのお客さんはあまりいない
こんにちは。星子です。今回はハンドメイド作家にとってなぜファン作りが売り上げアップのために重要かを解説します。
何を買うかよりも誰から買うかが重要
当然作品のクオリティーは大事なので丁寧で良い作品であることは大前提です。ただせっかくの良い作品も見てくれる人がいなければ買ってくれる人もいません。作品が良ければ売れると思いたいところですが、素敵で良い作品はたくさん溢れているので、その中から自分の作品を選んでもらって購入までたどり着いてもらおうと思うと相当刺さる作品でなければ難しいでしょう。もちろんどこかの誰かには刺さるかもしれませんが毎日じゃんじゃん何者かも分からない自分の作品がどこかの誰かに刺さり続けるというのはちょっと難しい現象です。
そういうときに自分にファンがいたり自分のことを知っていてくれる人がいたら応援してくれます。ハンドメイド作家を身近に感じたり作品への思い入れが湧いたりすると購入の選択肢に入れてもらいやすくなります。
知ってる安心感
人はやっぱり知っている安心感というのがあります。
こどもにコーラ飲みたいと言われたらどのコーラを1番飲ませようと思いますか?
- コカ・コーラ
- 山田コーラ(聞いたことない)
- 自分の手作りのコーラ(作ってみたい)
私だったら①自分の手作り→②コカ・コーラ→③山田コーラです。
①はもちろん誰が作って何が入っているかも分かった安全なものだからです。②は有名すぎるし自分もみんなも飲んだことがあってみんな知っているから安心です。とりあえず③の山田コーラしかなかったらほかの店にコカ・コーラがないか探すし、行けないなら製造元など細かい字を必死で読むと思います。
それくらい知らないって不安な中で買うんですよね。
そうなると購入するなら②の知ってるって強いですよね。
出品しているだけでは作品は見つけてもらえない
そもそも、minneやcreemaなどのハンドメイドサイトに出品しているのは棚に商品を並べているだけというのと同じようなものです。しかも自分の作品は数万点が並ぶなかの数点です。この中から見つけ出してもらうのは至難のわざです。
デパートの商品のなから私の作った作品を見つけてねと言われても作品名も店名も分からない状況では草の根分けて探すしかなく相当大変です。逆に言えば店名や作品名が分かっていればインフォメーションに聞けばすぐに分かります。サイトなら検索ですぐに見つかります。
多くの作家さんや作品の中から自分の作品を探し出してもらおうと思うとあらかじめ知っていてもらうのが早いのです。
どうやってファンになってもらう?
販売サイトのフォロー機能では不十分
作品をハンドメイドサイトへ出品するとフォロー機能というのがありますのでそこそこのフォロワーさんはついてくれます。ただこのフォロワーさんとはあまり距離は縮みません。
新作が出品されたときにフォロワーさんの登録のメールに通知が来るくらいなのでメールがプロモーションの方へ振り分けられたりすればわざわざ見に行くこともありません。少なくとも私はそうです。フォローしているものの誰だったか忘れてしいまいます。
となると日常的に開くSNSでフォローしてもらいファンになってもらうほうが親近感が湧きます。
応援したくなる作家の特徴
- 顔出ししている
- 話している
- 生活が垣間見える
- 自分の好きや思いを発信している
- 製作工程が見える
私自身がフォローしているハンドメイド作家さんの特徴です。
ご自身がSNSで登場していたり、ライブ配信を行ったりyoutubeで発信していたりします。そこに作家本人がいるのが分かるような配信をしているのです。
逆に見なくなった作家さん
ページがカッコ良くなりすぎた作家さんです。
顔出しこそされていませんでしたが、それまでは時々家族でキャンプへ行ったりだとかの日常の投稿も交えていたのですがフォロワーがすごく増えた最近、そのアカウントが突然ブランド公式アカウントに変わり、フォローしていた人もほとんど解除され、作品情報しか投稿されなくなったのです。
アカウントとしてはおしゃれな作品のみが載り、ブランドのお得情報が掲載される垢抜けた感じにはなったのでが、そこにはもう作家さんの存在が見えなくなってしまったのです。作家さんのアカウントではなくブランドのアカウントになったのです。
ブランディングとしては正解なのかもしれませんがブランドにファンをつけるのは相当大変であるはずです。有名アパレルブランドでも有名人を起用して親近感を持たせますし、常にありとあらゆる媒体で広告費も膨大です。
実はみんなハンドメイド作家のプライベートも気になる
例えばyoutuberなんかも突然奥さんや恋人とかが登場するといっきにアクセスが伸びるように、関係ないかもしれないけれどプライベートな部分って気になるのです。そしてプライベートな部分を少しづつ出すことで親近感が湧いたり応援が増えたりしているのです。
SNSを頑張るのも顔出しもハードルが高いかもしれませんので、ちょっとプライベート感を小出しにするというのは頭の片隅にあると良いかもしれません。
ちなみにプライベートだだ漏れすぎてそればっかりの方は飽きられますので要注意です。あくまでも作品と作家さんが中心の内容がベストです。
極端に言えば作品より作家を前に出しても良いくらいです。
[参考記事]実際BASEってどうなの?使ってみた感想。